63歳で東京パラリンピックに出場、7位入賞。
JRAの元調教助手、宮路満英と妻の道行き。
第二の人生で大切なのは、〝出会い〟と〝やる気〟
47歳で脳卒中に倒れ、右半身の麻痺と高次脳機能障害を負ったJRAの元調教助手〝みやじぃ〟こと宮路満英。心優しき仲間や理学療法士のサポートを受け、リハビリの一環として乗馬やスキー、マラソンにも積極的に取り組む。やがて、〝コマンダー〟を務める妻とともに、本格的なパラ馬術競技の世界へ足を踏み入れ、「根気」と「やる気」で、リオ、東京と二つの大舞台に立つ。ユーモアを絶やさず、馬とともに生きる二人の、挑戦の日々を追う。
<この本の特徴>
●高級魚とは
この本では「卸売市場での仲卸値が、1キロあたり2,000円以上の魚」が基準。値はあくまでも卸値であり、小売値はその倍以上になることもある。また、時季、産地、鮮度などの条件次第で、同じ種の魚でも値は大きく変わる。
●高級魚を5つのカテゴリーに区分
●高級魚について、わかること
●フジノオー
1959年生まれ、栗毛。父ブリッカバック、母ベルノート。日本最高峰の障害レース、中山大障害で4連覇を達成。その後、日本の競走馬として初めてヨーロッパに遠征。1966年、イギリスのグランドナショナルに挑戦。翌年、フランスでふたつの勝星を挙げた。
●グランドナショナル
イギリスのエイントリー競馬場で行われる障害レース。距離は約6907メートル、延べ30の障害を飛越する過酷な競走。その人気と注目度はイギリスのレースの中でも群を抜き、「ダービーを10回勝つより、グランドナショナルを1回勝ちたい」という言葉もある。
1980年代。
あの「稀有な」時代が体感できる絶品コラム集
1980年にコラムニスト・デビューした著者が、その活動初期に「週刊文春」「スタジオ・ボイス」「週刊平凡」をはじめとする雑誌や、新聞などに発表した数多のコラムの中から、特に「80年代のオンタイム感」の出た157本を精選。当時の時代状況の解説なども加筆されています。
おもしろ軽チャー時代のコラム テクノ・ブリッコ・女子大生……
ニューメディア時代のナウたち さんま・キャバクラ・スーパーマリオ……
バブル前夜のナウたち エイズ・マドンナ・ウォーターフロント……
バブルピークなナウたち ボディコン・ドラクエ・Wアサノ……
1990年、平成初頭のナウたち 森高・下北・エコロジー……
人とダービー馬のつながり、美しさと強さで魅了した名牝、歴史に残る穴馬や個性派名馬、スプリンターの変遷、そして、馬をつくる男たちとキタサンブラックの物語……。
いまも多くのファンに語り継がれる22頭の名馬が登場。
*『優駿』2017年7月号〜9月号、2017年12月号〜2018年2月号「キタサンブラック物語」を加筆修正のうえ構成。
競馬の隠し味。
意外なジンクス、不滅の法則、血統の魔力、ありえない記録、心和むエピソード……。
記録やデータから浮かび上がってくる不思議な因果関係や巡り合わせを、53編のストーリーに仕立てたトリビア集。
● ダービー馬より、その後すごいのはダービー2着馬
● いつもディープ産駒を連れてくるハーツクライ産駒
● 5歳で桜花賞馬を、20歳でダービー馬を産んだ名牝
● 最少体重優勝馬と最高体重優勝馬の体重差は288㎏
● 馬名が「ム」「ユ」「ヨ」で始まるGⅠ馬はまだいない
● ヘビ年の三冠レースはなぜか勝ち馬がバラバラ
● 20万センチ走って、2センチ差だった平成の名勝負
● 「勝負弱い」父から「勝負強い」子が出る不思議
● デアリングタクトの祖母二頭は桜花賞で戦っていた
● 父子制覇のダービーで、父子二代最下位を記録した馬 etc.
競馬はだんぜん、深掘りしたほうが面白い!
天才、名人、闘将、鉄人、仕事人……。
昭和の騎手たちには強い個性があった。
レースにはスリルがあり、驚きがあった。
日本競馬の礎となった大騎手がいた。
世界をめざした先駆者がいた。
大胆な騎乗でファンを沸かせた穴男がいれば、
頑なに自分の乗り方を貫いた人もいた。
――昭和競馬は、騎手と馬が対になって甦る。
加賀武見、増沢末夫、武邦彦、郷原洋行、福永洋一、岡部幸雄ほか、昭和に輝いた30人の名ジョッキー列伝。
*「競馬ポケット」は、良質な“競馬読み物”をハンディなサイズと、お求めやすい価格で提供する三賢社の新しいシリーズです。
1964年―日本がガラリと変貌したエポックな年。
当時、小学2年生だった著者の記憶を入り口に、
オリンピックを重ね合わせながら綴った
書き下ろしエッセイ。
変わりゆく暮らし、町並み、人情の隙をかいくぐり、
ドラたちはこの世をどう生き抜いてきたか。
ヨソサマの家に忍び込んでは食卓の魚を掠め取り、堂々と逃げ去る通称「ドラ猫」。変わりゆく人々の暮らしや街並みに、いったい彼らはどう適応してきたのだろう。貴重な愛玩動物として繫がれていた平安の世に始まり、ネズミ捕りを期待された江戸、昭和から、「癒し」の存在となった今日に至るまで。変幻自在に繰り広げられたサバイバルの歴史と戦略を、軽妙な筆致で綴る「ドラ猫賛歌」!
羽生結弦の背中に引き締まった意志を感じ、
宇野昌磨の表裏ない性格に成功を確信し、
ネイサン・チェンの純情さに少し驚き、
高橋大輔の現役復帰に胸を弾ませたー
選手や指導者、関係者への綿密な取材を元に
氷上に凝縮されたスケーターたちの人生を、
優しい目線と率直な言葉で、鮮やかに綴る。
嬉しくて、幸せで、涙こぼれるエッセイ。
*本書は雑誌『SPUR』に2016年4月号から2019年3月号まで掲載されたエッセイを中心に、著者が加筆・修正を加えまとめたものです。
「犬は人類のもっとも古い友人」と言われるけれど、犬についての研究はまだ発展途上、新説も次々に登場している。一方、犬は長いあいだあまりに身近な動物だったため、従来の通説やイメージが根強く残っているのも事実。犬とは本当はどんな動物か。人間との絆は、どのようにできあがったのか。人と犬の幸福な関係を探るノンフィクション!
落語、漫才、紙切り、曲芸、講談、物まね……。寄席はワッと笑って、気分よく帰ってもらうことを誰もが大事にしているから、想像以上に面白くて楽しい場所だ。笑いの中から逆境を乗り越えるヒントや活力をもらえたり、生きる勇気が湧いてくることもある。
脈々と続く大衆娯楽としての歴史や文化も交えながら、その魅力や楽しみ方を余すところなく紹介!
定価:本体1500円+税
四六判 並製 240ページ+カラー8ページ
ISBN978-4-908655-09-8 C0036
発行:三賢社
コリン・ジョイス氏への
取材等のお問い合わせは、
下記より、お気軽にどうぞ。
数多くの偉人、賢人を生み出し、とくに人文科学の分野では他の追随を許さないイギリスのオックスフォード大学。世界大学ランキングでは2年連続の1位に輝いている。しかし、その素顔はアメリカの有名大学ほど明らかではない。カレッジやチュートリアル(個別指導)などの特徴的な制度、向学を支える優れた施設や環境、そしてユニークな入学試験やトラウマになるほど厳しい卒業試験……。知日家イギリス人、コリン・ジョイスが愛を持って伝えるオックスフォードのすべて。
イギリス総選挙で労働党を3回連続の勝利に導いた辣腕ストラテジスト、アラスター・キャンベルがたどり着いた結論——、
ドイツのメルケル首相、クリントン元アメリカ大統領、アルバニアのエディ・ラマ首相など世界を動かす指導者に始まり、ヴァージン・グループ総帥のR・ブランソン、アメリカ版ヴォーグ編集長アナ・ウィンターら、トップを牽引し続けるビジネス界のリーダーたち。さらには多くの信奉者をもつサッカーのモウリーニョ監督、陸上長距離界の哲人・ゲブレセラシェ、大リーグのイノベーター、元アスレチックスGMビリー・ビーン……と、政界・ビジネス界・スポーツ界の数多の「勝者たち」への膨大なインタビュー、至言の引用を元に構成した、これまでにまったく類のない「勝利」へのレッスン。
日常のささやかな目標から、世界を変える活動まで。勝利を収めたいと願うすべての人を奮い立たせる、刺激に満ちた1冊。
クリフジ、シンザン、ハイセイコー、テンポイント、トウショウボーイ、
シンボリルドルフ、オグリキャップ、ディープインパクト、ジェンティルドンナ……。
はじめて知る戦前の大女傑、うわさに聞く歴史的五冠馬、なつかしのアイドルホース。
殿堂入りした名馬たちには、語り継ぐべき栄光と蹉跌のドラマがある。
背景となった時代に、その生い立ちや知られざるエピソードを織り交ぜながら綴る、
JRA顕彰馬32頭の蹄跡と、それを支えた人びとの物語。
「名馬」を識ることで、競馬はもっと深く、愉しくなる。
当時を回想するカラー写真8Pも収録。
38戦26勝12分0敗。
いま明かされる"インヴィンシブル=無敵"シーズンの秘密。
これは、彼らの言葉で綴られた驚くべき物語だ。
プレミアリーグ2003-04シーズン。アーセン・ヴェンゲル率いるアーセナルは、
前代未聞の快挙を成し遂げた。無敗で栄冠を勝ち取ったのだ。
その中心プレーヤーは、ベルカンプ、アンリ、ヴィエラ、ピレス……。
インヴィンシブルズと称えられる強烈な個性の持ち主たちを、
指揮官はいかにしてまとめ上げたのか。
無敗優勝へと突き進めた原動力とは何だったのか。
高潔なチームスピリットはどのように育まれていったのか。
不滅ともいわれる快進撃の舞台裏を、ヴェンゲル監督はじめ、当時のプレーヤー、
関係者への膨大なインタヴューを交えて描く、本格的スポーツドキュメント。
著者ダイアナ・ナイアドは64歳にして、
フロリダ海峡180kmを泳いで横断するという偉業をなし遂げた。
そこはサメや毒クラゲの恐怖が待ち受け、激しいメキシコ湾流がゆくてを阻む、
すべてのウルトラ・スイマーにとって別格の海域。
エベレスト登頂にたとえられる、オーシャンスイムの最難関だ。
要する時間は50〜60時間。スイマーはその間一睡もせず、
人間の常識をはるかに超えた精神と肉体の極限に挑む。
いったい何が彼女を、これほど壮大な企てに突き動かしたのか。
幼少期に受けた性的虐待、同性愛者としての苦悩、
家族の死など自らの人生をさらけだしながら、
その答えをあきらかにしていく感動のノンフィクション!
年金生活者が多く住むイギリス南部の海辺の村で、愛猫のビルと暮らすフランクは、
81歳の誕生日、牛乳配達車に轢かれ、腕と足を骨折してしまう。
毎日をつぶすのは、元気な時ですらひと苦労だったというのに。
これからの数週間が、ひどく長いものになるのは確実だ。
そんな彼の生活に、さわやかな一陣の風が吹き込んでくる。
ケリー・クリスマスというホームヘルパーだ。小さな青い車で乗りつける彼女は、
駐車の腕前こそひどいものの、明朗快活でジョークにも笑ってくれる。
ケリーの登場で、フランクの「普通の人生」は突然輝き出すのだが……。
イギリスで、あらゆる世代をとりこにしたユーモア小説の傑作。
著者 J・B・モリソン
ミュージシャン、作家。ロンドン生まれ。パンクポップバンド、カーターUSM(カーター・ジ・アンストッパブル・セックス・マシーン)のシンガー、ジム・ボブとして活躍。小説は本作が3作目、映画の脚本も書いている。
“一味も二味も違う日本論”と評判の、『新「ニッポン社会」入門』の英語版。
抑制の利いた、シャープなイギリス英語が味わえます。
「ゆるキャラ」「ナマハゲ」「Jリーグ」など、
日本人にも親しみやすいテーマと内容です。
著者のコリン・ジョイス氏は『NHKラジオ英会話』の連載エッセイでもお馴染み。
「あらためて英語学習をしたい」「いまの英語力をさらに高めたい」
「自分にとって関心のあるテーマや親しみやすい内容を英語で読みたい」
そんな方にぴったり! 日本語版と併読すれば、理解がさらに深まります。
10年ぶり、あの快作がパワーアップして帰ってきた。
初の著書『「ニッポン社会」入門』で、
日本社会の本質を鮮やかに描き出したコリン・ジョイスが、
再びその真相に鋭く迫る抱腹必至のエッセイ集。
今回も、思いもよらないような発見と磨き上げられたユーモアが満載。
東京オリンピックを4年後に控え、ますます増え続ける訪日外国人。
異国の生活に戸惑う彼らの心情を知り、自らを省みるためにも最適の1冊。
日本ではあざらしにも住民票がある/ゆるキャラは見かけによらず戦略家だ/「ざるそば」は「猿そば」ではない/「前向きに検討します」は断りの言葉だ/”逆ギレ”はアメリカに輸出すべきフレーズかも/冬にTシャツは、御法度だ/銀杏拾いは、とても「社会的」な活動だ/日本のサービスは、善意からばかりとは限らない