10年ぶり、あの快作がパワーアップして帰ってきた。
初の著書『「ニッポン社会」入門』で、
日本社会の本質を鮮やかに描き出したコリン・ジョイスが、
再びその真相に鋭く迫る抱腹必至のエッセイ集。
今回も、思いもよらないような発見と磨き上げられたユーモアが満載。
東京オリンピックを4年後に控え、ますます増え続ける訪日外国人。
異国の生活に戸惑う彼らの心情を知り、自らを省みるためにも最適の1冊。
日本ではあざらしにも住民票がある/ゆるキャラは見かけによらず戦略家だ/「ざるそば」は「猿そば」ではない/「前向きに検討します」は断りの言葉だ/”逆ギレ”はアメリカに輸出すべきフレーズかも/冬にTシャツは、御法度だ/銀杏拾いは、とても「社会的」な活動だ/日本のサービスは、善意からばかりとは限らない