2020.04.13
天才、名人、闘将、鉄人、仕事人……。
昭和の騎手たちには強い個性があった。レースにはスリルがあり、驚きがあった。
日本競馬の礎となった大騎手がいた。世界をめざした先駆者がいた。
大胆な騎乗でファンを沸かせた穴男がいれば、頑なに自分の乗り方を貫いた人もいた。
――昭和競馬は、騎手と馬が対になって甦る。
加賀武見、増沢末夫、武邦彦、郷原洋行、福永洋一、岡部幸雄ほか、昭和に輝いた30人の名ジョッキー列伝。
昭和の名騎手
(江面弘也)4月27日発売予定です。
2019.11.20
1964年―日本がガラリと変貌したエポックな年。
当時、小学2年生だった著者の記憶を入り口に、
オリンピックを重ね合わせながら綴った
書き下ろしエッセイ。
1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。
(泉麻人)12月2日発売予定です。
2019.08.17
殿堂馬に負けないヒーロー、ヒロイン。
優等生ばかりじゃない。
脇役もいれば、憎まれ役もいる。
一発屋もいれば、万年二着の馬もいる。
ダートの鬼もいれば、稀代の逃げ馬もいる。
『名馬を読む』第2弾、活字でたどる名馬の記憶。
名馬を読む2
(江面弘也)9月3日発売です。
2019.06.12
ふてぶてしく、したたかな、愛すべき生きざま。
変わりゆく暮らし、町並み、人情の隙をかいくぐり、
ドラたちはこの世をどう生き抜いてきたか。
ヨソサマの家に忍び込んでは食卓の魚を掠め取り、堂々と逃げ去る通称「ドラ猫」。変わりゆく人々の暮らしや街並みに、いったい彼らはどう適応してきたのだろう。貴重な愛玩動物として繫がれていた平安の世に始まり、ネズミ捕りを期待された江戸、昭和から、「癒し」の存在となった今日に至るまで。変幻自在に繰り広げられたサバイバルの歴史と戦略を、軽妙な筆致で綴る「ドラ猫賛歌」!
ドラ猫進化論
(沼田朗)6月25日発売です。
2019.04.24
スケート愛が止まらない
選手や指導者、関係者への綿密な取材を元に
氷上に凝縮されたスケーターたちの人生を、
優しい目線と率直な言葉で、鮮やかに綴る。
嬉しくて、幸せで、涙こぼれるエッセイ。
スケートは人生だ!
(宇都宮直子)4月24日発売です。
2019.01.19
「犬は人類のもっとも古い友人」と言われるけれど、
犬についての研究はまだ発展途上、新説も次々に登場している。一方、犬は長いあいだあまりに身近な動物だったため、従来の通説やイメージが根強く残っているのも事実。犬とは本当はどんな動物か。
人間との絆は、どのようにできあがったのか。人と犬の幸福な関係を探るノンフィクション!
犬と人はなぜ惹かれあうか
(辻谷 秋人)1月29日発売です。